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13日の金曜日 :: 2015/02/18(Wed)

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エッセイや記事ばかりだと飽きちゃうので、今週は日記週間にしよう、と、思い立ちました。



決めました。勝手に。笑
エッセイは、また来週、お楽しみに。



そういえば、拍手でコメントをくださった方、ありがとうございました。
拍手でコメントをもらうのはひさしぶりで、しかもとても嬉しいコメントだったので、勝手に舞い上がりました。笑
どのくらいの人がみているのかわからないけれど、ありがとうございます。





金曜日の夕方、彼氏に、
「今日なんの日?」
と聞かれて、さてなんの日だっただろうと考えたけれどわからなかったので、
「なんの日?」
とすぐに降参した。
彼は運転中だったので前をみながら、
「13日の金曜日だよ」
と、知らなかったの? というような口調で言った。
あぁそうか今日は13日だったなぁ、と思って、まだ学校に通っていたころ、 " Xデイ " が訪れるとクラスメイトたちが「ジェイソンの日だ!」と口々にいっていたのを思いだす。
そういえば学校に通う歳じゃなくなってから、そんなこと気にしたこともなかったなぁ、と、曜日や日付にむとんちゃくになっていく自分にぞっとした。



仕事上、曜日感覚や日付にはけっこう気を配っているんですけど、そういうどうでもいい小ネタというか、みんなが分け隔てなく共有できる話題は一向に疎遠になっていたので、たぶんそのせいだとは思うけれど。



13日の金曜日だからといって、だから何だ、と正直にいえばそうで、特に不吉とも感じないし楽しいイベントがあるわけでもない。
せいぜいTSUTAYAにでも行って、 " ジェイソン " を借りてこようかな、と思うぐらいで、そんな話題一度だしてしまえばすぐに忘れ去られるのだ。
あたりまえだけれど。
それなのに、13日の金曜日はどこか特別だ。
語呂がいいからなのか、単純に " ジェイソン " 効果なのかはわからないけれど。





先週からすこし慌ただしい毎日が続いています。
土曜日は妹の修学旅行の説明会に行く羽目になったし、月曜日はまた出張だったし、最近、昇進とまではいかないけれど仕事での立場がすこしかわったので、それのプレッシャーとかもあって、気が暗くなることもあります。



さっきも仕事のLINEがきました。
ここのところ売上げが悪いので、うちのお店の店長もイライラしています。
なので、すこしでも打開案を出さなければいけないので、まぁ大変ですね。
俺はショッピングセンターの靴屋で店員をしているんですけど、季節のかわりめの時期はほんとうに色々試行錯誤します。



靴屋って、働いてみたことのあるひとは分かると思いますけど、意外と大変なんですよ。
ばあいによっては重労働だし(箱を何段も重ねて運んだり、品物によってはばかみたいに重かったり)、数字的な面でみてもかなり面倒です。
荒利とか前年比とか、躍起になっておぼえようとしているところなので、それに被さるように他の細々したこともやらなきゃいけないので。
まぁ、もうヒラの店員じゃないのでしょうがないですけど。



ちなみに、正社員じゃありませんよ。
一応、非正規雇用者です。
正社員よりも非正規雇用者のほうが賃金も無論やすいので、うちのお店はほとんど非正規雇用者です。
だから、やる気のある人もいれば、まったくやる気のない人もいて、そういうときはイライラが募って仕方ないので、それも大変です。笑



幸い、俺の下に付いている子たちはいい子ばかりなので、まだ安心なんですけどね。
まだまだ教えなきゃいけないことは山積みなので、気は揉むと思いますけど。





金曜日は、妹の学校の説明会が次の朝早かったので、実家に帰ったんですけど、帰る前に彼氏とごはんを食べたり寄り道してりして時間をつぶしていました。
ひさしぶりに、ふたりでラーメン屋さんに行きました。
空腹に任せて、ラーメンと餃子六つと、ミニチャーハンを注文して、食べすぎたね、なんて言いながら帰りました。
毎日いっしょに居るのに、なんだかこういうとき、無駄に名残惜しさのようなものを感じてしまうので、だめです。



とくべつ寂しいとか、心細いとかいう気持ちになるわけではないんですけれど、なんとなく、奇妙な気分になるのがあまり好きじゃないんです。
帰らなきゃいけない。帰るべきところに帰らずに、違う場所に " 寝に帰る " というのが、奇妙な感覚の原因だとおもう。
彼は実家とおなじ敷地内にある「離れ」
に住んでいて、俺はふだんそこで眠ったり、仕事にいったり、こうしてブログを書いたりしているわけだけれど、無論彼の両親は俺のことなんて知らない。
知られちゃいけないし、知ってほしいとも思わない。
この世には、絶対に話しておいたほうがいいことと、墓場まで秘密をもっていかなければいけないことの二種類あるとおもう。



彼が墓場までそれを持っていけるかはわからないけれど、とりあえず、今のところ、順調だ。
だから彼の仕事の都合で昼間いないときや、やむをえないときは、実家に帰ることにしている。
それが安全だと知っているのだ。ふたりとも。



それで、まぁ時々そういう奇妙な感覚にとらわれてしまうので、なんとなく実家に帰る前というのは苦手です。
つきあいたてのカップルじゃあるまいし。
つきあいたてのカップルでもこんな感覚持たないんじゃないかとおもう。



たまに、俺たちのことを知っている人なんていないんだと思うと、ものすごく頓狂なことをしているような気分になる。
厳密にいえば、ゲイの友だちとか、彼のゲイ友とか、知っている人はごく少数いるけれど、ふだんの俺たちを知っている人で、この関係を知っている人はひとりもいないんだから、ひどく可笑しい。
誰にもみつからない。誰にも気づかれない。誰にも祝福されない。べつに望んでいないし。



くだらない、と思ってすぐに違うことを(仕事のこととか)考えるけれど、たぶんこれは俺の永遠のテーマだ。
そういう道を選んだのだ、自分で。
彼からの告白を(自分でいうのも何だけど、彼のほうからアプローチしてきた)蹴って、違う選択をすることもできたのに、結果的にそれができなかったのは、つまりそういうことだ。



そういえば、渋谷の同性婚証明書のニュースをやっていたっけ。
思って、でもカンケーねぇや、と、考えを一蹴する。
辺鄙な田舎町には縁のない、ましてや両親に打ち明けてもいないことなのだ。
カンケーねぇ。
カンケーねぇ。





「それじゃ、ちゃんとあったかくして寝なよ」
彼が実家のアパートの道のまえで言って、俺は生返事をかえす。
はいはい、とか、わかってる、とか。
自分だって、こたつに入ったまま寝るくせに。
そう思って、今日はちゃんと布団で寝ろよね、と言い返した。
「それじゃあ」
「じゃあね」
お互い言って、俺は車のドアをしめる。
俺の実家はアパートの二階の部屋だ。廊下の真ん中、古びたコンクリートの廊下が真冬はきんきんにつめたい冷気を放っている。
階段をあがる直前、ふりかえると彼がこっちを見ている。
手をふると、ふりかえしてくれた。
それで、彼がすっと前を向いて車を発進させるのだ。
いつもそう。彼と俺のあいさつのようなものだ。
仕事に送ってもらったときも、こんなふうに実家に送ってもらったときも、手をふり、ふりかえされる。
バハハーイ、なんて間抜けな感じで、頼りなげに手首をふって、そこでようやく俺は階段をのぼった。
エンジン音はすぐ遠くなる。



13日の金曜日はもう終わりかけていた。
べつに不吉なこともないし、イベントごともない。
普通だ。普通の、いつもの一日。
ジェイソンは来ないし、俺の平和を脅かさない。
それでじゅうぶんだ、と、思うことにして、俺は重い鍵穴にかぎを差し込み、右にまわした。





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